Googleは2月21日(現地時間)、Google WorkspaceユーザーがGmailやドキュメント、スライド、スプレッドシート、MeetでGeminiを利用できるGemini for Google Workspaceの提供を開始しました。
日本でも利用できますが、いまのところ対応は英語のみとなっています。
プランとしては、既存のDuet AI for Workspaceに代わるGemini Enterprise(年間契約で1ユーザーあたり月額30ドル)と、より低価格なGemini Business(年間契約で1ユーザーあたり20ドル、日本では2712円)の2つを用意しています。
個人ユーザー向けには、すでにGoogle OneのAIプレミアムプランが提供されていますが、今回のGemini for Google Workspaceは企業などの組織向け。提供する機能としては、基本的には同じようです。
その機能は、GeminiによるGmailやGoogleドキュメントでの下書き作成や推敲、Googleスプレッドシートでプロジェクトの計画作成、Googleスライド内で直接オリジナル画像の生成など。
また近日提供予定の機能として、Gemini Ultra 1.0へのアクセスも挙げられていますが、これはGemini Advancedの利用を指しているようです。
なお、教育機関向けのGemini for Workspaceにも取り組んでおり、今後数週間のうちに詳細を発表するとのことです。