第三回AIアートグランプリ開催決定。絵画部門を新設

テクノロジー AI
松尾公也

テクノエッジ編集部 シニアエディター / コミュニティストラテジスト @mazzo

特集

AIアート作品コンテスト「AIアートグランプリ」の3回目開催が決まりました。第一回は2023年3月、第二回は同年11月に結果発表が行われましたが、第三回は、2024年8月から作品のエントリーを受け付け、最終審査は11月となります。

主催はAIアートグランプリ実行委員会。共催はドスパラ。デジタルコンテンツ協会/ASIAGRAPH CG Art Gallが後援します。

審査員は第一回、第二回と同じく、「灰羽連盟」「リューシカ・リューシカ」「serial experiments lain」などで知られるイラストレーター・漫画家の安倍吉俊氏、「名探偵コナン」「シティハンター」のアニメプロデューサーである諏訪道彦氏、「シン・ウルトラマン」「シン・ゴジラ」「のぼうの城」の樋口真嗣監督、AIアートの著作権問題に詳しい柿沼太一弁護士。メディアアーティストで東京大学名誉教授の河口洋一郎氏が審査員長を務めます。

開催の趣旨については、「近年にわかに注目を高めている作画AIや作曲AIなど、人間の芸術的想像力を高めるAIの進歩を受け、来るべき時代に人間とAIが共生し、人間がより自らの能力を拡張するためにAIを活用したアート作品を広く募集し、厳正な審査の上表彰する」と説明しています。

作品レギュレーションは 2024年6月に発表され、作品エントリー期間は8月から9月。最終審査会は、11月8日および9日に東京・ベルサール秋葉原で開催される「AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA」会場で実施され、新設の絵画部門とともに結果が発表されます。

▲第二回AIアートグランプリ表彰式

《松尾公也》

松尾公也

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