Google Cloud Next 2024イベントを前に、Googleが新しいWorkspaceアプリ『Google Vids』を発表しました。
文書を作る Google Docs、スライドを作る Google Slidesのように、Google Vids は主にプレゼンテーションやプロモーション用の動画を作るためのアプリ。
動画を制作のさいに必要となるメッセージのライティングや、動画の絵コンテや流れの制作、音楽・画像・クリップといった素材の選定と展開にあわせた編集、ナレーション原稿の作成とAI音声による読み上げまでワンストップでアシストする点が特徴です。
Google ドキュメントやスライドのように多数のスタイルのテンプレートを用意しており、動画で伝えたいことを短い文章で形容して関連文書や素材を放り込めば、Google のAIモデル Gemini が動画の導入からストーリーボード(絵コンテ)を自動で生成してくれます。
あとはストーリーボードで流れを確認して、必要に応じて入れ替えたり追加削除で編集。Geminiがストック素材やユーザーの素材から適切な動画クリップ、バックグラウンド音楽、トランジション効果などを用意し、AI音声でナレーションすら動画にあわせて生成してくれます。
Google Workspaceアプリとして、DocsやSlidesなど他のワークスペースアプリやGoogleサービスとの連携、同時編集といったコラボレーション機能も売り。
Google Vids は現在選ばれたパートナー向けにテスト提供中。6月には実験的な機能の Workspace Labsから利用可能になる予定です。