絵文字の規格を策定するUnicodeコンソーシアムが、次のバージョン Emoji V16.0で追加を検討している7つの絵文字を公開しました。
承認されれば2024年内に正式リリースする予定で、その後にアップルやGoogleが将来のiOSやAndroid等に追加する可能性があります。
絵文字が追加されるたび、iOSやAndroidでは注目を集めています。iOS 16.4では新たな21種類が追加、iOS 17.4では茶色キノコや不死鳥、ライムなどが登場しました。
さて今回、Emoji v16.0ベータ版に追加された絵文字は、次の通りです。
目の下にクマがある顔
指紋
葉のない木
根菜類
ハープ
シャベル
スプラッター
「目の下にクマ」は徹夜明けのチャットに、葉のない木は真冬などに使われそうです。
これら新たな絵文字を含むUnicode 16.0のベータレビュー期間は7月2日まで続き、その後に正式承認されます。
ただし、これら絵文字のビジュアルは一例に過ぎません。それぞれの絵文字はUnicodeに正式採用された場合でも、その後はアップルやマイクロソフト、Googleといったプラットフォームごとに変更する可能性があります。また絵文字の採用や不採用についても、各社の判断に任されています。
iPhoneでの対応については、おそらく次期iOS 18には間に合わないため、後にアップデートで追加されると思われます。上記の茶色キノコやライムも、Unicodeでの正式採用からiOS 17.4での実装まで時差がありました。