ハカセとACCNがrazr 50 ultraを選びたい理由を語り尽くす（スマホ沼）

“ケータイ”も“折りたたみ”も元祖はモトローラ

ACCNモトローラの名前は我々みたいなスマホ愛好家には馴染みですが、最近の若い人はあまり知らないって声も聞きます。razr 50 ultraのようなスタイリッシュで先進的なスマートフォンを、モトローラが出せる理由をハカセから説明していただいてもいいですか？

ハカセそもそもモトローラは戦前に創立された歴史ある企業で、無線機などのビジネスを展開してきました。人類初の月面着陸プロジェクト、NASAのアポロ計画にも深く関わるなど、昔から技術力の高い企業です。そんなモトローラが1983年に発売したのが『DynaTAC』、これが世界初の携帯電話です。それまで“携帯できる電話”はショルダータイプの大型のものでしたが、DynaTACの登場で人々は電話を文字通り“片手で携帯”できるようなったんです。

ACCNモトローラは携帯電話の生みの親なんですね。

ハカセその後、携帯電話の小型化に取り組み、1996年には手のひらサイズの小型モデル『StarTAC』を発売します。黒くてレンガのような大きさの携帯電話ばかりだった時代に、StarTACは折りたたみ式の形状にカラフルなボディーで登場し、世界中で人気の製品になりました。“携帯電話が無理なくポケットに入る”は、当時大きな革命だったのです。

ACCN折りたたみもモトローラから始まったと言ってもよさそうですね。

セレブも殺到！ 2億台売れた「RAZR」の爆誕

ハカセそして2004年、モトローラから歴史的な名機が登場します。アルミボディーで折りたたむと15mmを切るスタイリッシュな携帯電話、『RAZR V3』です。このRAZR V3こそが12月に発売されるrazr 50 ultraのルーツになります。

ACCNRAZR V3は今見ても十分に通用するくらいスタイリッシュですね。日本でも派生モデルが出てきましたが、初代のオリジナルモデルはここまでかっこよかったとは……。これが出たとき、ハカセはどんな印象を抱きましたか？

ハカセ当時すでに香港に住んでましたが、ケータイショップの店頭にワゴン車がやってきて、運転手がRAZR V3の箱をお店のショーケース上に積み上げようとすると、お客さんがそれを奪うように持っていく、そんな姿が常に見られましたよ。販売価格は定価の2倍や3倍、それでも売り切れ続出だったんです。

ACCN特にアメリカでは文化的トレンドになっていたとか。

ハカセドラマや映画の小道具にもよく登場してましたね。主人公がRAZR V3を持っているだけで、その人の背景が想像できるわけです。ちなみにRAZR V3の広告塔にはサッカー選手、デビッド・ベッカムを採用。セレブの間でも人気となり、パリス・ヒルトンが持っていたピンク色のRAZR V3は大きな話題となりました。

razr 50 ultraはこんな人におすすめ

ACCNそんな背景を持つrazr 50 ultraは、どんな人におすすめでしょう。

ハカセ折りたたみスマホに興味はあるけど、なかなか手を出せなかったという人ですね。折りたたみスマホって、ヒンジの強度やカメラ性能が低いんじゃないかって心配している人もいると思いますが、razr 50 ultraは普通のスマートフォン以上に安心して使えます。また、小型のスマートフォンが欲しい人にも向いていると思います。本体を閉じたままでもある程度のことができるので、手のひらでAIを使ったり情報収集できるのはワクワクしますよ。

ACCNデザインで選ぶのもありですよね。

ハカセほかのスマートフォンにはない“開く”、“閉じる”、“L字型に置く”、“逆三角形に立てる”など様々な形状で使うことができますし、閉じたときのデザインもスタイリッシュですよね。それでいて本体は高性能ですから、実用性も高いという魅力があります。折りたたみスマホだからと言って、常に本体を閉じておく必要はありません。普段は本体を開いたまま使い、机の上で使うときだけ折り曲げ、持ち運ぶ時は折りたたんでポケットに……と自由に使えます。折りたたみスマホは様々な可能性を秘めた“未来のスマホ”とも言える製品なので、ぜひ実機を触れて新たな体験を味わってほしいと思います。

razr 50 ultraはソフトバンク（オンライン）とIIJmio、一部量販店のSIMフリー端末コーナーで12月より販売予定です。

razr 50 ultraのスペック概要