“合体”というワードに、ロマンを感じませんか? CES 2025で見つけたロマンの塊のような変態スマホをご紹介します。
タフネススマートフォンを多く手掛けるメーカー、Oukitelの「WP200 Pro」は、チップセットにメディアテックのDimensity 8200を採用したミドルハイレンジモデル。
分厚いボディーはMILスペックにIP68 / IP69とタフな作り。この辺はOukitelのスマートフォンとしては、ごく普通の仕様です。今年3月くらいに発売を予定しており、詳細なスペックは現時点では不明です。
背面を見ますと、最近のカメラ機能特化型スマートフォンのように大型の円形ベゼルが見えます。その中央にはサブディスプレイがあり、本体を裏返しにしていても時計や通知を確認できます。
しかし、WP200 Proは、ただタフで背面にディスプレイがあるスマートフォンで終わりません。この縦長のサブディスプレイ下部にあるボタンを押すと、なんとディスプレイが浮かび上がるではありませんか。
浮かび上がったディスプレイを、そのままさらに引き上げると……。
取れました! 実はこの部分、Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンなのです。片耳用ですが、通話やビデオ会議などに使うのなら十分。
スマホ本体に内蔵できるので、別途ワイヤレスイヤホンを持ち歩かなくて済むわけです。
しかも、WP200 Proにはこんなものが付属しています。
外したワイヤレスイヤホンをスマートバンドに変えてしまうアイテムです。以前、ファーウェイがTaklBandというワイヤレスヘッドフォンを出していましたが、それに似た仕組みです。
取り外したワイヤレスイヤホン部を付属のバンドに取り付けて腕に巻ける……これがWP200 Proの醍醐味です。展示機には日本の技適も確認できました。正式発表が今から楽しみな製品です。
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