海外のファーウェイストアには最新スマホが勢ぞろい。日本ではいつ復活するのかなー（スマホ沼）

世界初の3つ折りスマートフォン「Mate XT Ultimate Design」をグローバル市場向けに発表し、再び世界へ攻勢をかけるファーウェイですが、実際、ファーウェイは、海外でどのような製品を展開しているのでしょうか。

日本ではスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、タブレットが展開されていますが、海外の一部の国では、スマートフォンのラインナップもそろえ、大きな店舗まで構えています。今回、Mate XT Ultimate Designの発表会が開催された、マレーシア・クアラルンプールのファーウェイストアを訪れてみました。

クアラルンプールのファーウェイストアはPavilion Kuala lumpurとThe Exchange TRXという2つの大型ショッピングモールに旗艦店を構えています。どちらの店もマレーシアで売っている全ファーウェイ製品を展示。Mate XT Ultimate Design発表直後とあり、さっそく実機が展示されていました。

訪れたのは平日の昼間でしたが、Mate XT Ultimate Design目当てに来る人が途切れず、やはり世界初の三つ折りスマートフォンだけに注目度は高いようです。こうして最新モデルに触ることができるのが、メーカー旗艦店のいいところですよね。

Mate XT Ultimate Designと並んで人気なのが、縦折りスマートフォンの「Mate X6」。まだ出て日も浅く、十分ハイスペックな二つ折りが気になる人も多いようです。

店内中央にはスマートフォンが立てて展示してあります。特徴的なカメラデザインのこのモデルは「Pura 70」シリーズ。

Pura 70シリーズは「Pura 70 Pro」「Pura 70 Ultra」「Pura 70」の3モデル。2024年4月発売なので、まもなく登場から1年になりますが、ファーウェイの現行スマートフォンの中で最も人気の高いモデルです。なお、中国では2024年11月に「Mate 70」シリーズが出たものの、グローバルでは展開されていません。

カメラが特徴のPura 70シリーズですが、Pura 70 Ultraのヴィーガンレザーモデルや、Pura 70のピンクカラーなど、ファッション性を意識したモデルも出しています。実際にPura 70シリーズは、女性にかなり売れています。

カメラ性能を試せるデモも用意されていました。円盤に描かれた絵を回転させ、それをPura 70 Ultraで特に設定を変えずに撮影。プレビュー直後はブレていますが……。

AI処理により、数秒でブレの無い写真に。鉄道写真などを撮るときにも使えそうですね。ファーウェイのスマートフォンカメラのAI機能は、他社に引けを取らないことがわかります。

Mateシリーズはありませんが、セルフィー強化のnovaシリーズとして「nova 13 Pro」「nova 13」を販売中。写真はnova 13 Proです。特徴はフロントカメラで、6000万画素＋800万画素超広角というデュアル仕上げ。メインカメラは5000万画素なので、フロントのほうが高画質というわけですね。

自撮りはさすがに美しく、美顔加工も自然な仕上がり。女性だけではなく男性にも勧めたくなります。

スマートフォン以外ではタブレットも展示。反射を抑えたディスプレイを搭載することで話題のMatePad Proもありました。

ノートPＣもフラッグシップのMateBook X Proシリーズなどを展示。

スマートウォッチも現行モデルを中心に置いてありました。血圧測定ができる「HUAWEI WATCH D2」は実際に膨らむ「カフ」も展示され、市販の血圧計と同じ仕組みであることがアピールされていました。

日本ではクラファンで販売中の「HUAWEI FreeArc」の実機も見ることができました。取り扱っている製品が多いこともあり、海外のファーウェイストアは様々な製品を実際に触って体験することができます。日本でもいつかまた、スマートフォンの取り扱いを再開してほしいと改めて感じたのでありました。