「Google Pixel 7」正式発表。Tensor G2搭載、自撮りカメラ強化

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Munenori Taniguchi

Munenori Taniguchi

ウェブライター

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Googleが10月6日のオンラインイベントでAndroidスマートフォンの新モデルPixel 7 / 7 Proを発表しました。この記事ではスタンダードモデルとなるPixel 7をご紹介します。

Pixel 7はGoogle Tensor G2とTitam M2セキュリティコプロセッサーを搭載しており、ディスプレイには7 Proの6.7インチにくらべてやや小柄な6.32インチOLEDを採用。2400 x 1080解像度、416ppiで、リフレッシュレートは最大90Hz、ピーク輝度1400cd。表面カバーにはGorilla Glass Victusを採用しています。

SoCはPixel 7 Proと同じものを採用するものの、RAMは7 Proの12GBに比べて8GBと、やや少なくなっています。内蔵ストレージも128 / 256GBのラインナップしかなく、写真や動画をとにかく貯め込むタイプの人や、アプリを多数入れたい人は、のちのち物足りなくなるかもしれません。

カメラはメインが50MP、光学手ぶれ補正付き。画角106度の超広角が12MPとなっています。超解像技術の使用により、最大となる8倍デジタルズームの撮影でも、高い画質を保った画像を生成できるとされます。自撮り用のフロントカメラは10.8MPで、画角は97度となっています。動画はメイン、自撮りカメラともに最大4K/60FPSでの撮影が可能、10bit HDR動画、タイムラプス、手ぶれ補正など。

通信機能は5G通信に対応するほか、802.11ax Wi-Fi、Bluetooth 5.2に対応。VPN by Google Oneが追加費用なしで使えます。日本国内では近日提供予定とのこと。

バッテリー容量はやや少なめの4355mAh。Extreme Battery Saver機能を用いると、最大72時間の駆動に対応するとのこと。Google 30W USB-C 充電器を使えば、約30分間で最大50%の急速充電が可能、Qiワイヤレス充電にも対応します。その他、防水防塵機能はIP68に準拠し、顔認証によるロック解除機構などを搭載しています。

カラーラインナップはObsidian / Lemongrass / Snowの3色。サイズは155.6 x 73.2 x 8.7mm、重さ197g。OSはAndroid 13で、5年間のセキュリティ アップデートが付属します。

なお、GoogleはPixel 7 / 7Proの発表とともに予約受付を開始しており、価格は128GBが8万2500円、256GBは記事執筆時点で本体カラーObsidianのみが予約可能で、9万7900円となっています。

《Munenori Taniguchi》
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