そろそろ(旧Facebook)と書かなくても通じるようになってきた Meta は、開発者カンファレンス Meta Connect (旧Facebook Connect / Oculus Connect)を現地時間10月11日の午前10時より開催します。日本時間では12日午前2時から。
物理的な制約を超えて人が集まり交流する場としてのメタバースを全力で推すMetaとして、Meta Connect カンファレンスももちろんメタバースプラットフォーム Horizon Worlds の特設会場を用意します。
ただし提供地域は米国・カナダ・ 英国・アイスランド・アイルランド・フランス・スペイン限定。日本からはメタバース参加はできません。Facebookページで中継を見ることはできます。
開幕のマーク・ザッカーバーグ基調講演では、Meta社のメタバースに対する取り組みの一環として、新型VRヘッドセット Meta Quest Pro (仮)が正式発表を迎える見込みです。
Meta Quest Pro(仮)は10月発表。視線や表情トラッキング対応の高級VRヘッドセット | テクノエッジ TechnoEdge
Metaは一年前のイベントMeta Connect 21で、開発中の次世代VRヘッドセット「Project Cambria」をチラ見せ予告していました。
Project Cambria の特徴は、パンケーキレンズ光学系で薄く軽くなること、画像がさらに高精細・高画質になること、内向きセンサによる視線・表情トラッキングを備え、メタバースで他人やキャラクターとアイコンタクトでき、表情をアバターに反映できること、高度なカラービデオパススルーで装着したまま外界を確認して行動でき、現実と仮想を重ねるARにも対応することなど。
現行の Meta Quest 2ヘッドセットは、8月に大幅値上げしていたもののまだ安価な普及価格でユーザー層拡大を担う製品ですが、Project Cambria は現時点で可能な技術の粋を尽くしたハイエンドモデルとして、文字どおり桁が違う高価な製品になる見込みです。
MetaがQuest 2を大幅値上げ、3万7180円が8月から約6万円。製造・出荷費用上昇を挙げる
Meta Questは8月からFacebook不要へ。新設のMetaアカウントへ移行、FB・インスタ接続は任意
VRヘッドセットPICO 4実機インプレ。Meta Quest 2より好印象な作りだが課題も(本田雅一)