モバイルゲームをPCで遊べるGoogle Play Games(ベータ)が日本向けに公開。「ウマ娘」を大画面でプレイできる悲願が成就

ゲーム PC
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

特集

Googleは4月19日、PCでモバイルゲームが遊べる「Google Play Games」のオープンベータ版を日本向けに公開しました。先月のゲーム開発者向けバーチャルイベント「Google for Games Summit」にて予告してから、約1カ月ぶりの実現となります。

Google Play Gamesとは、Windows 10/11を搭載したPCでAndroid用ゲームが遊べるアプリケーションです。ユーザーとしてはお気に入りのモバイルゲームをPCの大画面で遊べる一方で、ゲーム開発者にとってはより多くのユーザーを取り込めるメリットがあります。

本来タップ操作のモバイルゲームもPCのキーボードやマウスにフル対応。PCとAndroid端末の間でシームレスに同期されるため「出先ではスマホで、家に帰ってから大画面」という楽しみ方もできます。

昨年夏にベータテストが始まっていたものの、当初は米国やオーストラリア、香港や韓国などに提供地域が限られていました。Googleのゲーム関連サービスといえば日本に上陸しないまま墓標が立ったものも思い出されますが、こちらは無事に(オープンベータですが)サービスインとなりました。

すでに『ドラゴンボールレジェンズ』や『原神』なども提供されていましたが、日本リリースに合わせて『ウマ娘 プリティーダービー』、『FFBE幻影戦争 WAR OF THE VISIONS』、『eFootballウイコレ CHAMPION SQUADS』、『三國志 覇道』も加わりました。

特に「ウマ娘」は、公式アカウントが1年以上も前に「Google Play Gamesに向けて開発中」と宣言していました。ついにPCの大画面でウマ娘達に会える日がやって来たことに、感極まるファンも少なくないはず。

Google Play Games(ベータ)はさまざまなデバイスでゲームが楽しめるよう、スマートフォンやAndroidタブレット、Windows PCのほかChromebookにも対応しています。Windows PCの最小要件は以下の通りですが、かなり控えめとなっています。

  • Windows 10(v2004)

  • 10GBの空き容量があるSSD

  • Intel UHDグラフィックス630 GPUまたは同等品

  • 4コア(物理コア)のCPU(一部のゲームにはIntel CPUが必要です)

  • 8GBのRAM

  • Windowsの管理者アカウント

  • ハードウェア仮想化が有効になっていること

Android版とPC版のユーザーデータが共通化され、クロスプラットフォームで場所や機器を選ばずプレイを継続できるのがうれしいところです。ふだんやり込んでいるモバイルゲームも、PCの大画面なら新鮮な気分で遊べるかもしれません。

《Kiyoshi Tane》

Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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