Google I/O 2023より。GoogleはAndroid スマートフォンの新機能として、AI画像生成を含む3種類の壁紙生成機能を発表しました。
1つ目は絵文字を使った壁紙。好きな絵文字を最大14個選び、パターンや色を選択することで、新しい壁紙を生成できるというものです。
生成された壁紙には若干のインタラクティブな要素もあり、壁紙の中の絵文字をタップすると反応してくれます。
2つ目は、お気に入りの写真を機械学習を使用して3D画像に変換する「Cinematic Wallpaper」。デバイス内部で、ニューラルネットワークを使用して写真の深度情報を測定。スマートフォンを傾けることで立体的に見えるというものです。
この2つの壁紙は、まずはPixel向けで6月に提供予定となっています。
3つ目の壁紙は、Generative AIを利用して新しい画像を作成し壁紙として利用できる機能。BardやChatGPTのように文字を直接入力するのではなく、単純化のためにあらかじめ用意された選択肢を選んでいく形となっています。
画像は複数の候補が生成されるので、その中から気に入ったものを壁紙として設定できます。Material Youのおかげで、Androidのシステムカラーパレットは、生成された壁紙に自動的に一致します。
AI壁紙は、おそらくPixel向けになると考えられますが、今秋リリース予定となっています。