Meta は Instagram派生のSNSアプリ Threads を7月6日より配信します。
Threadsは「Instagramのテキストベースの会話アプリ」。すでに App Store / Google Playに登録されており、事前ダウンロード予約ができます。
App Storeのアプリ説明文は、
「Threadsは、コミュニティが集い、関心のあるトピックから次に来るトレンドまで何でも話し合える場です。興味・関心のジャンルが何であれ、お気に入りのクリエイターや自分と同じ興味・関心を持つ人をフォローし直接つながることができます。あるいは、自分の熱心なファンを増やし、世界に向けて自分のアイデアや意見、クリエイティビティを発信することができます。」
要は写真や動画メインの Instagram よりもテキストとスレッド会話に寄せたソーシャルメディアで、インスタのアカウントやフォロワーをそのまま持ち込むこともできる親和性があるアプリです。
さすが Meta / Facebook !と話題になったユーザー関連付けデータ14項目表記。
Twitter がそうであるように、ユーザーの興味関心トラッキングと広告が本業だからといえばそれまでではありますが、「Facebookがやってるのがダメ、Facebookは家族や同僚とつながってるからTwitterの使い方をしたら社会的に死ぬ!」懸念については、社会的に死ぬような発言をお控えになったら如何ですかという話はさておき、メタとしてはアカウントセンターでFBアカウント・Instagramアカウント・Meta Horizonアカウントを連携したり解除できる仕組みをすでに導入しています。
VRヘッドセットのMeta Quest も、Facebookが買収してから旧 Oculus アカウントではなく Facebook アカウントの使用を義務付けて一部のユーザーから猛反発を受けたことがありました。そちらの対策として、2022年より新規の Meta アカウントに移行し、FBやインスタの関連付けは任意でトッピングという方式になっています。
アプリが取得する情報の話では、モバイルOSとストアの表示方針にも依存する話であり、またアプリ内の設定で無効にできるものもありますが、たとえばインスタグラムとTwitterでは項目数はどちらも17種類で同じ。ウェブサイトや他社アプリをまたいで追跡するデータではTwitterのほうが多く7項目、インスタグラムは3項目です。
Thread, an Instagram app (App Storeリンク)
Threads, an Instagram app (Google Play)