Twitter公式アプリのiOS版が7月31日に10.0にバージョンアップされ、「Twitter」から「X」に名称変更となりました。
バージョンアップ内容は「機能強化と不具合の修正」となっていますが、今回はアプリ名称と、投稿の呼び方が変わるという、大きな変更が行われています。
iOS版アプリのアイコンは前回のバージョンアップで青い鳥から「X」ロゴに変わったものの、App Storeとホーム画面上の名前はTwitterのままでした。
執筆時点でのAndroid版アプリのバージョンは10.0.0-release.0となっており、アイコンはXロゴですが、名称はTwitterのままです。
また、iOS版アプリでは、投稿を意味するツイート(Tweet)が、ポスト(Post)と変更されています。
▲上がiOS版、下がデスクトップ(Web)版
リツイートは「リポスト」(Repost)と表現が変わっています。これまではRTと略していましたが、今後はRPとなるのでしょうか。
▲引用ツイートはおかしな日本語になっている
しかし、アプリ内には、「ツイートをリツイート」に「ツイートをいいね」といった、ツイート表記が残ったままで、用語統一は未完成。今回の大変更の言い出しっぺであるイーロン・マスクは、ツイーツ(ツイートの複数形)をX'S(エックシズ、エックセズ)と呼び変えると宣言しており、その発言との整合性も気になるところです。ちなみにX'Sとしているのは複数形だからで、ツイート単体ではX(エックス)になると考えられます。