MetaのInstagram派生アプリThreadsは、ユーザーから要望が高かった機能の1つ「編集」ボタンを追加しました。iOS版およびAndroid版アプリ、ウェブ版のすべてに提供します。
同社のマーク・ザッカーバーグCEOがThreadsで発表しました。
編集機能とは、ユーザーが投稿を公開した後、わずかな時間だけ投稿を編集できる機能のこと。
投稿の右上にある3点メニューから「編集」を選択すると使えます。手元の環境で試した時点では、すでにAndroid版とウェブ版では利用できるものの、iOS版ではまだ利用できませんでした。
Instagram責任者のAdam Mosseri氏は「投稿後、最大5分間編集できる」と説明しています。ボタンには残り時間がカウントダウン式に表示され、時間制限が過ぎると「編集」が非表示となります。
コメントなどの反応を集めてから中身を書き換えて誤解を招かないよう、投稿した直後に気づいた間違いや誤字脱字を直せる程度の時間設定になっているようです。
一般的なサービスでは特筆すべき点でもありませんが、この機能は無料で利用できます。
X(旧Twitter)にも編集ボタンはありますが、有料プランのユーザーだけ使える機能です。
ただし、Xは投稿後30分間は編集できるのに対して、Threadsはわずか5分。また、Xのように編集履歴も表示できません。
音声投稿は、画像添付のとなりにあるマイクのアイコンをタップすると利用できます。 30秒までの音声を録音でき、音声と自動文字起こしのテキストを投稿できます。
文字おこしは日本語でも有効。テキストは投稿前に編集でき、誤認識なども直せます。
Threadsは「投稿し、他人をフォローし、タイムラインが閲覧できる。モバイルアプリのみ」という極めてシンプルな形でローンチされましたが、時が経つにつれてウェブ版や「フォロー中」タイムラインの追加など、機能を充実させています。X対抗サービスとして注目されているだけに、同等の機能を備えることを期待したいところです。