Meta、Threadsの投稿をFacebookやInstagramに「おすすめ」させないオプション提供。ユーザーからの不満に対応

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Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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MetaのInstagram派生アプリThreadsの投稿は、これまでFacebookやInstagramに自動的に表示されていました。自分の投稿が意図せず別のSNSに転載されるため、ユーザーからはオプトアウト可能にして欲しいとの声が上がっていました。

これにThreads運営がようやく対応し、一部ユーザーがFacebook/Instagram表示のオプトアウトが可能となりました。

このアップデートが反映されたThreadsアプリでは、右上にある2本線をタップ>プライバシー設定>「他のアプリで投稿をおすすめする」>「投稿のおすすめを次で許可」の箇所で、Instagram/Facebookのスイッチをオフにできます。

一般的にThreadsの新機能はユーザーにより展開に時差があるため、まだ「他のアプリで投稿をおすすめする」項目が表示されていない方は、しばらく待つとよさそうです。

Threadsは数週間前、FacebookやInstagramへの転載について「Threadsの最新コンテンツを人々に見てもらいやすくするようアップデートしました。しかし、皆さんのフィードバックに耳を傾けながら、これを発展させていきます」とコメント

これに対して「InstagramとFacebookの視聴者はFacebookと同じではない。Facebookは個人的なものだ。オーバーラップして欲しくない」との声が相次ぐことに。実際にThreadsも耳を傾けたようです。

今年7月のアプリ公開後、Threadsユーザーは公開から1日後には3000万人、5日後には1億人を突破。しかしローンチから1週間後には、Android版のデイリーアクティブユーザーが半減したとの調査結果もあり。8月にMetaがThreads投稿のInstagramやFacebookへの表示を始めたのは、テコ入れの宣伝だった可能性があります。

が、10月下旬にはMetaのマーク・ザッカーバーグCEOは、Threadsの月間アクティブユーザーが1億人目前に迫り、今後数年で10億人を達成できる可能性は十分あると発言。今回のオプトアウト追加も、事態が好転して余裕が生じたためかもしれません。




《Kiyoshi Tane》

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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