ファーウェイ・ジャパンが、イヤーカフ型の耳を塞がないイヤホン「HUAWEI FreeClip」の先行予約販売をGREEN FUNDINGで開始しました。執筆時点での最低価格は2万2796円。製品は2024年2月に出荷予定です。
NTTソノリティの「耳スピ」ことmwnやOladanceなど、耳を塞がないオープンイヤーなイヤホンが各社から発売されていますが、その多くは耳に引っ掛けるタイプです。耳に挟むイヤーカフ型はambieのほか、Amazonなどで検索すると「2023年最新型」などの怪しいイヤーカフ型イヤホンが大量に見つかります。
今回のHUAWEI FreeClipも、見た目で言えばそんな怪しいイヤホンに似た雰囲気がありますが、そこはHUAWEI製。開発に3年を費やしたとのことで、様々な工夫が見られます。
イヤホンは、約10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを収めたアコースティックボール、形状記憶合金を使用したC-bridge Design、耳の裏に位置するコンフォートビーンズという3つの主要なパーツで構成されています。イヤホン単体では約5.6gと軽量で、長時間の装着でも快適だとしています。
イヤーカフ型は、人によっては耳に装着することができない、装着すると窮屈で痛いといったこともありますが、HUAWEI FreeClipは1万人以上の人間の耳のデータを基に、人間工学に基づいたデザインを採用して最適化。ほとんどの人の耳にフィットするとしています。
イヤホンに左右の区別がなく、装着時に左右を自動判別します。片側だけでの使用も可能です。
また、オープンイヤー型はどうしても音漏れの心配がありますが、HUAWEI FreeClipは逆音波システムを導入。ユーザーが聞いている音の逆位相の音を外向きに出すとことで音漏れを抑えます。
バッテリー持ちは、イヤホン単体で最大8時間の連続再生に対応。充電ケース併用で最大36時間利用できます。10分の充電で最大3時間使用できる急速充電にも対応します。
イヤホンはIP54レベルの防塵防滴性能で、コーデックはSBCとAACのほか、HUAWEI独自のL2HCに対応。同時に2つのデバイスに接続するマルチポイントをサポートします。