耳を塞がないイヤホンHUAWEI FreeClip2は2月20日発売。開発3年のイヤーカフ型、オープンでも低音強化

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山本竜也

20年務めた会社を辞めて、ガジェットなど好きなことをブログなどに書いて生きています。

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ファーウェイ・ジャパンが、GREEN FUNDINGで先行販売を実施していたイヤーカフ型イヤホン「FreeClip」を2月20日に一般販売すると発表しました。価格は2万7800円で、カラーはブラックとパープルの2モデルがラインアップします。



FreeClipは、オープン型と言われる耳をふさがない系のイヤホン。ambileのようなイヤーカフ型で、装着状態では遠目にはアクセサリーのようにも見えます。

「Clip」というと、耳を挟み込んでいるイメージもありますが、実際の装着感はかなりソフト。形状記憶合金を使用しているC-bridge Designと名付けられたアーム部分は、意外とやわらかく柔軟性があります。

発表会の短時間の使用では、「着けているのを忘れてしまう」という感覚はわかりませんでしたが、装着感は良好です。HUAWEIによると、1万人以上の耳のデータを元に人間工学に基づいて何百回もの最適化を行ったとしています。ちなみに、開発には3年を費やしたとのこと。

イヤーカフ型で締め付けが弱いとちょっとした衝撃で外れてしまうのではと心配になりますが、製品アンバサダーに就任したプロランナーの神野大地氏によると、トレーニング中に装着していても外れるようなことはなく、1km3分半ぐらいのペース(時速16~17km)でも問題はなかったとのこと。一般人のランニングペースであれば、走っている間に外れてしまうという心配はしなくても済みそうです。

音質面に関しても、約10.8mmのデュアルダイナミックドライバーと左右対称の通気口設計により、オープンイヤー型では不足しがちな迫力のある低音を実現。

また専用アプリAI Lifeを使えば、ボーカルブースト、高音ブースト、低音ブーストなどのEQモードを切り替え可能です。

音漏れ防止には、HUAWEI Eyewear2と同じ逆音波システムを採用。オープンイヤーなのでノイズキャンセリングは非搭載ですが、通話用にマイクのノイズリダクションは搭載しています。

このほか、左右ユニットの区別はなく、装着時に自動で左右を検出。また、片耳のみでの利用も可能です。バッテリー持ちは1回のフル充電で最大8時間、充電ケース併用で最大36時間。

本体はIP54の防塵防滴性能で、運動中の汗や小雨程度なら問題ありません。


《山本竜也》
山本竜也

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