VRヘッドセットMeta Quest 3が米FCCに登録、発売近づく。Wi-Fi 6E対応、コントローラは単3電池使用

ガジェット XR / VR / AR
Kiyoshi Tane

Kiyoshi Tane

フリーライター

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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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Metaの最新VRヘッドセット「Meta Quest 3」は6月に正式発表済みですが、発売日と詳細は9月27日のMeta Connectイベントで改めて告知する見込みです。


そんななか、Meta Quest 3らしき製品が米FCC(連邦通信委員会)に登録されたことが分かりました。

FCCは無線機器・電子機器を管轄する米国の規制機関。米国内でWi-Fiなどのワイヤレス機能を搭載した製品を発売するには、FCCの認証が必須となります。

VR情報に詳しいUploadVRは、FCCデータベースにMetaのハードウェア製品が登録されていることを発見。そこには「Quest 3」と明記されていませんが、添付された画像には「左のストラップ」に貼るラベルもあります。

そして申請書類から分かる新たな情報は、Wi-Fi 6Eをサポートすること。現行モデルQuest 2はWi-Fi 6であることから、大きな改善となります。具体的には、Wi-Fi 6は2.4GHzと5GHzの帯域を使うのに対して、Wi-Fi 6Eはさらに6GHz帯域も加わり、より高速な無線通信や遅延の低減、近隣とのネットワーク干渉が減るなどのメリットがあります。

これとは別に、リングをなくした新コントローラもFCC認証を取得。そのラベル画像から、Quest 2のコントローラと同じく単3電池各1本(左右それぞれ1本ずつ)使うことが明らかとなっています。

Metaは改めて、9月27日にMeta Connectイベントを開催し、その場でMeta Quest 3を発表する予定を再確認しています。

Meta Quest 3は、従来モデルMeta Quest 2より高精細なディスプレイや2倍以上のグラフィック性能を備えつつ40%薄型化。ヘッドセット前面のステレオRGBカメラと深度センサにより、現実とVRを高精度に重ね合わせるMR(複合現実)技術「Meta Reality」に対応し、ヘッドセットの外を色つきで見られるカラーパススルー機能も備えています。

そして国内価格は、Quest 2が4万7300円~に対して、Quest 3は7万4800円~(いずれもベースモデルはストレージ128GB)とのこと。来月27日の、さらなる続報を待ちたいところです。


Meta Quest 2—完全ワイヤレスのオールインワンVRヘッドセット—128GB
¥44,500
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《Kiyoshi Tane》
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著書に『宇宙世紀の政治経済学』(宝島社)、『ガンダムと日本人』(文春新書)、『教養としてのゲーム史』(ちくま新書)、『PS3はなぜ失敗したのか』(晋遊舎)、共著に『超クソゲー2』『超アーケード』『超ファミコン』『PCエンジン大全』(以上、太田出版)、『ゲーム制作 現場の新戦略 企画と運営のノウハウ』(MdN)など。

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