サムスンは、スペインのバルセロナで開催中のMWCにて、指輪型のスマートデバイス「Galaxy Ring」を公開しました。
リリース文によると、Galaxy Ringは「日常的な健康状態の維持管理を簡素化するまったく新しい方法をユーザーに提供し、健康に関する分析に加え、昼夜を問わず、自分自身を理解するためのより多くの方法を提供する」と説明されています。
とはいえ、サムスンはMWC会場で派手にライトアップされた紹介用映像を流し、3色(プラチナムシルバー、セラミックブラック、ゴールド)のバリエーションを持つGalaxy Ringを展示する以外には、ほとんどこの商品に関する情報を出していません。
展示されている製品も、あくまで開発中のものであり、市場に出回る頃には多少変更される部分も出てくるかもしれないとサムスンは述べています。
リリース画像でもわかるとおり、リングの内側にはいくつかのドーム状の突起があり、複数のセンサーが内蔵されていることはわかります。
サムスンのデジタルヘルス担当副社長、ホン・パク博士は、この製品が心拍数や動き、呼吸などのデータから睡眠の分析ができる可能性に言及し、Galaxy WatchにおけるNatural Cyclesとの提携をRingにも拡大して、女性の生理周期の分析などにも対応すると述べた、と伝えられています。
またGalaxy Ringは、今年後半にGalaxy Watch 6の新機能として投入される予定の健康指標、My Vitality Scoreにも対応する予定もあるとのこと。Galaxy Ringは単体で完結するものではなく、Galaxy WatchやGalaxy S24シリーズなどとの総合的な連携でユーザーに「コネクテッドケア」を提供することを目指したものだと考えて良さそうです。
¥3,480
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)