Threadsを運営するIntagramの責任者アダム・モセリ氏が、Instagramアカウントを削除することなく、Threadsプロフィールのみを削除できる機能を展開しているとThreadsに投稿しました。
投稿者: @mosseriThreadsで見る
X(旧Twitter)の対抗馬として7月に公開されたThreadsは、Instagramアカウントを利用するという手軽さもあって公開から5日後には1億ユーザーを突破するなど大きな話題となりました。その反面、一度Threadsプロフィールを作成すると、Instagramアカウントを削除しないとThreadsのプロフィールも削除できない仕様となっていました。
この仕様に関しては、Threadsの公開直後から問題視する声があがっており、モセリ氏もThreadsのリリース翌日に「Threadsアカウントのみを個別に削除する方法を検討している」とThreadsに投稿していました。
今回、その検討がようやく実を結び、Instagramアカウントを削除せず、Threadsプロフィールのみを削除することが可能になったわけです。
削除は、右上にある2本線をタップ > アカウント >「Delete or Deactivate Profile(プロフィールの削除または非アクティブ化)」から行います。
プロフィールの削除と非アクティブ化という選択肢が与えられており、非アクティブ化を選ぶとプロフィールと投稿、いいねやフォロワーなどは、プロフィールが再アクティブ化されるまで非公開となります。プロフィールの削除を選んだ場合は、それらの情報は30日以内に完全に削除されるとのことです。
機能は順次展開されているようなので、メニューが表示されない場合にはアプリを最新版に更新したうえでしばらく待つ必要があります。
Threadsは、リリース直後には盛り上がったものの、その後デイリーアクティブユーザーが半減したとも伝えられています。このためなのかはわかりませんが、8月にはThreadsの投稿をInstagramとFacebookにも表示するよう仕様を変更。つい先日にはその仕様をオプトアウトできる機能の提供も開始していました。