
【動画】から傘お化け風の「1本足ロボット」が木の枝に飛び移る能力を獲得。、リスに着想
カリフォルニア大学バークレー校(UCB)の研究者たちは、小さなリスが不安定な木の枝から枝へと軽やかに飛び移る動きを再現することができる1本足ロボット「Salto」を開発しました。

『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者ジョージ・R・R・マーティンが物理学論文を共著。架空の超人化ウイルスをモデル化
『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者として知られるファンタジー・SF小説家のジョージ・R・R・マーティンは最近、その作品リストに査読済みの物理学論文を加えました。

ディズニーのお姫様たちはいずれも「深刻な健康リスクに晒されている」と専門家が報告
ディズニーの物語に登場するお姫様たちは皆、最後には必ず末永く幸せに暮らすものだと思っている人が多いはずですが、その魔法のように幸せな生活には、隠れた健康リスクが伴うことが研究者によって報告されました。

AIで「量子もつれ」の新たな生成方法を発見。量子インターネット構築が容易になる可能性(生成AIクローズアップ)
中国の南京大学やドイツのMax Planck Institute for the Science of Lightに所属する研究者らが、AIシステムを用いて量子もつれの新しい生成方法を発見した論文「Entangling Independent Particles by Path Identity」を解説します。

光を当てると冷える「半導体光学冷却」実証に千葉大学ら研究チームが成功。量子ドットをペロブスカイト結晶に埋め込んだ「ドットインクリスタル」素材で
千葉大学、大阪大学、京都大学による研究チームは、次世代太陽電池や発光デバイスなどへの用途が期待されている半導体材料のハロゲン化金属ペロブスカイトを用い、光で物質を冷やす「半導体光学冷却」の実証に成功したと発表しました。

カメラ不要の視線追跡・表情認識技術、米コーネル大研究者が発表。音を使い小型で低消費電力
米コーネル大学の研究グループが、カメラを使わず音の反射で目の動きや顔の表情を捉える技術「GazeTrak」と「EyeEcho」を開発しました。

太陽電池は微細な凹凸で最大66%も発電効率が向上?トルコの研究者らが報告
トルコのアブドゥラー・ギュル大学の研究チームが、有機太陽電池に小さな隆起を多数含む構造にすることで、従来の平らな構造の太陽電池に比べて、光の吸収率を最大66%も増やすことができたとSPIE Journal of Photonics for Energy (JPE)に報告しました。

AI生成の巨大ペニスを生やしたネズミ画像、査読付き科学誌の論文に載ってしまい科学界困惑。学術的にもデタラメ
査読付きのオープンアクセス科学論文誌Frontiersは、掲載した論文に、意味不明な巨大なペニスを持つラットの挿絵を添付して掲載していたことで、科学者コミュニティをザワつかせています。

米国国立点火施設の核融合実験で、投入したエネルギーの約2倍の出力が得られたとの研究報告。しかし実用化はまだ先
2022年12月、カリフォルニアのローレンス・リバモア国立研究所内にある世界最大のレーザー核融合実験施設、米国国立点火施設(NIF)で行われた核融合反応がブレイクイーブン、つまり損益分岐点を超え、投入したエネルギーよりも多くのエネルギー生成に成功したと発表しました。

森林が気候変動で「呼吸困難」に? 温暖化と乾燥ストレスで逆にCO2放出する現象増加、崩れるバランス
世界気象機関(WMO)は1月12日、2023年の地球の年間平均気温は産業革命以前の水準より1.5℃高く、観測史上最も暖かい年だったと発表しました。

125年以上謎だった、おしっこが黄色い理由を科学者が解明。ビリルビン分解酵素「BilR」発見
1月3日日付けのNature Microbiologyに掲載された研究によると、科学者らは長らくわかっていなかったおしっこを黄色くする酵素を特定したとのことです。

SETI協会ら、クジラと20分間の「会話」に成功したと報告。地球外生命探索に関する研究で
SETI 研究所、カリフォルニア大学デービス校、アラスカクジラ財団の科学者が構成する研究チーム「Whale-SETI」が、ザトウクジラと約20分にわたる会話に成功したと、生物科学・医学ジャーナル誌Peer Jに報告しました。

ダイヤモンドに匹敵する超硬物質の合成に初成功。超高圧・高温で形成、常温・常圧でも性質を維持
ダイヤモンドはその輝く宝石としての価値以外に、地球上で最も硬い物質であるという、物理的な特性でもほかにはない価値を持っています。

くしゃみを我慢して気管が裂けた男性、極めて珍しい症例として報告される。幸い軽症
英国の医師が、鼻と口を閉じてくしゃみを抑えようとして失敗し、恐ろしいことに自らの気管が破れてしまった30代男性の症例をBMJ Case Reportsに報告しました。

研究者が実験用マウス向けVRヘッドセットを開発。頭上からの鳥の襲来への反応など調査のため
神経生物学者たちは、実験用マウスのためのVRヘッドセットを開発して実験に活用しています。

「クローン羊のドリー」作り出した発生学者イアン・ウィルムット氏が79歳で死去。
1996年、世界初のクローン羊「ドリー」を作り出したチームを率い、再生医学研究の道を開いた再生学者、イアン・ウィルムット氏が死去したと、英エディンバラ大学が発表しました。

【動画】米空軍、巨大ハリケーンの「目」に突入し内部を撮影。「スタジアム効果」も確認
米空軍予備役軍団の第53気象偵察飛行隊、通称「ハリケーン・ハンターズ」が、米国で猛威を振るっている巨大ハリケーン「Lee」の目の中に飛び込み、その中心に見える暗い夜空と周囲を取り囲むそびえ立つ雲の様子を撮影しました。

クイーンの楽曲『ウィ・ウィル・ロック・ユー』を聴くとインスリン分泌が促進するデザイナー細胞の研究が発表。『アヴェンジャーズ』サントラも効果
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHチューリッヒ)の研究者らは、大腸菌からカルシウムイオンの流れを制御するたんぱく質を取り出し、それを人のインスリン細胞に組み込むことで、インスリンの分泌を促進するデザイナー細胞を作り上げました。

約70年前に提唱された謎の粒子「パインズの悪魔」の証拠が偶然みつかる
イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校と京都大学の科学者らが、約70年前に米国の物理学者デヴィッド・パインズによって予言された「悪魔の粒子」の証拠を発見したと発表しました。

「はじめてのタブレット端末」実験で、認知症患者が自ら新しいスキルを習得できることが判明
スウェーデン・リンシェーピング大学の研究者が、認知症患者はその記憶力の低下にもかかわらず、新たなスキルを習得する能力を失ってはいないことが判明したとの研究結果を報告しました。

10倍割れにくい「ライオンガラス」開発、「ゴリラガラス」生みの親が発表。CO2排出も削減🦁🦍
ペンシルベニア州立大学の研究者が表面の損傷に対する耐性が通常のガラスの10倍高く、しかも製造に必要なエネルギーが大幅に少ない新しいガラス材料「LionGlass」を開発したと発表しました。

地下でも使えるGPS的技術、東大らが宇宙線ミュー粒子用い開発
東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構が、地上におけるGPSのようなナビゲーションを地下でも実現する「muPS」技術を開発し、その実験に成功したと発表しました。

NTT、周回中レーサーの瞬きに再現性高いパターン発見。認知状態を測る「マインドリーディング」技術に活用目指す
NTTが、レーシングチーム「DOCOMO TEAM DANDELION」との協力により、サーキットを高速走行中のレーシングドライバーの瞬きパターンに高い再現性があることを発見したと発表しました。

50億年後の太陽系?恒星が惑星を飲み込み、急激に増光する現象を初めて観測
老化し膨張する恒星が、木星大のガス惑星を飲み込む様子を初めて捉えました。

ビール酵母をカプセル化、醸造~ろ過工程を短縮する酵母ビーズ「BeerBots」
チェコ・プラハ化学技術大学の研究チームは、通常なら数十日はかかるビール醸造における麦汁の熟成、発酵工程を大幅に短縮するとうたう、酵母ビーズ「BeerBots」を開発しました。

昆虫の完全な「脳配線図」が初めて完成。約3000のニューロンと約55万のシナプスの接続を解明
ケンブリッジ大学とジョンズ・ホプキンス大学の科学者が、世界で初めてキイロショウジョウバエの幼虫(つまりウジ虫)の完全な脳配線図(コネクトーム)を完成させました。

紙ストローの不満を解消する「バイオプラスチックストロー」、製紙の副産物リグニンから生成
使い捨てのプラスチック製ストローは、海洋ゴミ問題などもあり「環境に優しくない」との観点から、日本では2022年に施行された「プラスチック新法」により、コンビニやファストフード店などで紙製のストローに置き換えが進みつつあります。

「超音波ホログラム」で瞬時に3Dプリントする技術、ドイツの研究者チームが発表。臓器の3Dプリントに応用も
マックス・プランク医学研究所とハイデルベルク大学が「touchless 3D printing」と称するコンセプト技術に関する研究をScience Advances誌に発表しました。

地球内核の中心部に新たな「核」。地震波の伝播速度を分析し存在が判明
オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームが、地球の内核のさらに中心にこれまで知られていなかった新しい層”innermost inner core”を発見したと発表しました。

人類滅亡まで残り90秒…「終末時計」が3年ぶりに進む。ロシアの軍事侵攻など要因
「世界終末時計」が、23時58分30秒をお知らせします…。「人類の終末」まで残り90秒となりました。

レーザーで落雷を誘導する「レーザー誘雷」が実証実験に成功
スイス・ジュネーヴ大学らによる欧州の共同研究チームは、自然に発生した落雷をレーザーによって避雷設備に誘導する技術の実証実験を行ったと発表しました。

米カーネギーメロン大学の研究者、Wi-Fiルーターで室内にいる人たちを外から「観る」技術を開発
カメラや高価なLiDAR製品(レーザー光を使い、対象物までの距離や位置、形状を正確に把握できる装置)を使わずに人体を「観る」ことは、長年にわたり研究者らが取り組んできたテーマです。

半導体もコーヒーでやる気。「カフェ酸」が有機半導体の電流量を最大100倍にする研究結果
産総研は、有機半導体デバイスに対してコーヒーなどに含まれる「カフェ酸」の薄膜層を形成することで、デバイスに流れる電流を最大100倍に増加できる技術を開発したと発表しました。

シェアドローンを充電する「止まり木」や音で火災検出など、韓国発のイノベーションイベントITS 2022をレポート(山根康宏)
世界各国でスタートアップなどによる技術革新を支援するイベントが開催されている。韓国では2022年10月19日と20日に「ITS 2022 - K-Innovation Company Showcase」がオンラインとオフラインで同時開催された。

テレビゲームで遊ぶ子どもは認知能力が向上する研究結果。長期的な影響は不明
米国医師会が発行するオープンアクセスの医学雑誌JAMA Network Openに掲載された新しい研究では、定期的にテレビゲームをプレイする子どもは、まったくゲームをしない子どもに比べて、いくつかの認知能力テストで高い成績を示したと報告されています。

人工培養した人の脳が「Pong」をプレイ。AIよりも早い上達を見せる
ペトリ皿の上で人間の脳細胞を約80万個にまで培養した「DishBrain」に、科学者が原始的なゲーム『Pong』をプレイさせることに成功したと、査読付き科学ジャーナルNeuronに発表しました。

AI荒井由実と松任谷由実が50年の時を越えデュエット&対談。東大研究者が開発した技術の向かう先
「松任谷由実 with 荒井由実」というアーティスト名の楽曲がリリースされました。アーティスト自身の歌声と、50年前の自身のAI歌唱とのデュエット曲です。

犬は飼い主のストレス具合を嗅ぎ分ける?実験で、息や汗の成分変化を感じ取れると判明
英クイーンズ大学ベルファスト校とニューカッスル大学の研究者が、心理的ストレスを感じている人の呼気と汗のサンプルを、犬が93.75%の精度で嗅ぎ分けられるとする研究結果を発表しました。

脳への電気刺激が高齢者の記憶力を向上させる実験結果。短時間の刺激で1か月持続
米ボストン大学の研究チームが、高齢者の脳に微弱な電気刺激を加えると記憶力が向上し、刺激を加えている間だけでなく、1か月ほども認知能力が改善する効果がみられたとの研究結果を発表しました。

「永久化学物質」 PFASの弱点を発見。低コストで容易に分解可能へ
焦げ付き防止コーティングなどに使用される有機フッ素化合物は、水、油、汚れに強い性質を持つことから1950年代以来、フライパンなどの日用品に広く使われています。
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