千葉大学、大阪大学、京都大学による研究チームは、次世代太陽電池や発光デバイスなどへの用途が期待されている半導体材料のハロゲン化金属ペロブスカイトを用い、光で物質を冷やす「半導体光学冷却」の実証に成功したと発表しました。
米コーネル大学の研究グループが、カメラを使わず音の反射で目の動きや顔の表情を捉える技術「GazeTrak」と「EyeEcho」を開発しました。
トルコのアブドゥラー・ギュル大学の研究チームが、有機太陽電池に小さな隆起を多数含む構造にすることで、従来の平らな構造の太陽電池に比べて、光の吸収率を最大66%も増やすことができたとSPIE Journal of Photonics for Energy (JPE)に報告しました。
査読付きのオープンアクセス科学論文誌Frontiersは、掲載した論文に、意味不明な巨大なペニスを持つラットの挿絵を添付して掲載していたことで、科学者コミュニティをザワつかせています。
2022年12月、カリフォルニアのローレンス・リバモア国立研究所内にある世界最大のレーザー核融合実験施設、米国国立点火施設(NIF)で行われた核融合反応がブレイクイーブン、つまり損益分岐点を超え、投入したエネルギーよりも多くのエネルギー生成に成功したと発表しました。
世界気象機関(WMO)は1月12日、2023年の地球の年間平均気温は産業革命以前の水準より1.5℃高く、観測史上最も暖かい年だったと発表しました。
1月3日日付けのNature Microbiologyに掲載された研究によると、科学者らは長らくわかっていなかったおしっこを黄色くする酵素を特定したとのことです。
SETI 研究所、カリフォルニア大学デービス校、アラスカクジラ財団の科学者が構成する研究チーム「Whale-SETI」が、ザトウクジラと約20分にわたる会話に成功したと、生物科学・医学ジャーナル誌Peer Jに報告しました。
ダイヤモンドはその輝く宝石としての価値以外に、地球上で最も硬い物質であるという、物理的な特性でもほかにはない価値を持っています。
英国の医師が、鼻と口を閉じてくしゃみを抑えようとして失敗し、恐ろしいことに自らの気管が破れてしまった30代男性の症例をBMJ Case Reportsに報告しました。
神経生物学者たちは、実験用マウスのためのVRヘッドセットを開発して実験に活用しています。
1996年、世界初のクローン羊「ドリー」を作り出したチームを率い、再生医学研究の道を開いた再生学者、イアン・ウィルムット氏が死去したと、英エディンバラ大学が発表しました。
米空軍予備役軍団の第53気象偵察飛行隊、通称「ハリケーン・ハンターズ」が、米国で猛威を振るっている巨大ハリケーン「Lee」の目の中に飛び込み、その中心に見える暗い夜空と周囲を取り囲むそびえ立つ雲の様子を撮影しました。
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHチューリッヒ)の研究者らは、大腸菌からカルシウムイオンの流れを制御するたんぱく質を取り出し、それを人のインスリン細胞に組み込むことで、インスリンの分泌を促進するデザイナー細胞を作り上げました。