インドの月探査機チャンドラヤーン3号が、日本時間8月23日21時ごろより、月の南極付近への軟着陸を試みます。着陸予定時間は21時34分。もし成功すれば、インドはロシア(旧ソビエト連邦)、米国、中国に続く4か国目の月面軟着陸成功国となります。
ロシアの宇宙機関Roscosmosは、月着陸探査機「ルナ25号」が月面に衝突して失われたと発表しました。ルナ25号は8月19日に、21日の月面着陸に向け、運用チームが軌道修正を行いましたが、その直後に「緊急事態」になったと説明されていました。
ロシアの宇宙機関Roscosmosが、月軌道上から着陸に備えている月着陸探査機ルナ25号が「緊急事態」に見舞われていることを明らかにしました。
ルナ計画として47年ぶりの月面探査ミッションであるロシアの探査機『ルナ25号』が、このミッションで初めての月面の写真を送信してきました。ロシアの国営宇宙企業Roscosmosは、この写真をTelegramに公開しています。
ロシア国営宇宙企業Roscosmosが、1970年代に終了した「ルナ計画」再開となる「ルナ25号」の打ち上げを実施しました。この探査機は以前に水の兆候が見つかったとされる、月の南極付近のクレーターを目指します。
英国のロックバンド、Queenのブライアン・メイ氏が、世界初とされる小惑星の3D地図帳「Bennu 3-D: Anatomy of an Asteroid」を出版します。
KDDIは、米スペースX(SpaceX)社の衛星通信サービス「Starlink」を活用した、海上向けサービスを開始しました。7月19日には、同サービスの開通セレモニーを開催。合わせて、Starlinkを取りつけた基地局の5G化や、衛星間通信を活用した沖縄のエリア対応も発表しています。
Virgin Galacticが、その2度目の商業飛行で、なおかつVirgin Galacticとして初の民間宇宙飛行士搭乗ミッションとなる「Galactic 02」を、早ければ8月10日にも実施すると発表しました。
NASAは、2022年に次世代宇宙服の開発を発注したAxiom SpaceとCollins Aerospaceの2社に対する契約を拡大することを発表しました。
日本時間6月30日0時30分頃、Virgin GalacticはSpaceShipTwo(VSS Unity)を、双胴機VMS Eveから分離し、初の商業ミッション「Galactic 01」を実行しました。
4月20日、SpaceXは最大級のロケット兼宇宙船Starshipの初の軌道飛行試験を実施しましたが、計画どおりに2つのステージを分離することができず制御不能状態になりました。その結果、最後は指令爆破という格好に終わっています。
地球低軌道に配備した衛星基地局を通じ、市販のスマートフォンを地上のあらゆる場所で利用可能にすることを目指すAST SpaceMobileが、最新の実験で10Mbpsのダウンロード速度を記録したことを発表しました。
スイスEPFL研究所のチームが、三角板(ポリゴン)状のモジュールを複数組み合わせることで、目的に応じた形状、機能を備えた1機のロボットになる、省スペース多用途ロボット「Mori3」を開発しました。
東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構が、地上におけるGPSのようなナビゲーションを地下でも実現する「muPS」技術を開発し、その実験に成功したと発表しました。
年に一度のファンイベント Tudum で、Netflix が『三体 Three-Body Problem』の予告編を公開しました。
Virgin Galacticが、6月27日より商業宇宙ミッション「Galactic 01」を6月27~30日の間に実行すると発表しました。
マイクロソフトは日本時間6月12日(月)午前2時 / 日曜深夜26時から、新作ゲームのオンライン発表イベント Xbox Games ShowcaseとStarfield Direct を映像配信します。
カリフォルニア工科大学の宇宙太陽光発電プロジェクト(SSPP)が、1月に打ち上げた宇宙太陽光発電実証機(SSPD-1)が、電力マイクロ波に変換してワイヤレス伝送する実証機器MAPLEを使い、初めて宇宙空間におけるワイヤレス電力伝送に成功したと発表しました。
Virgin Galacticが、リチャード・ブランソン氏を含む6人を乗せての飛行以来、約2年ぶりの動力飛行試験、Unity 25ミッションを5月25日に実施、無事に完了したと発表しました。
土星は木星と並び数多くの衛星を抱えていることで知られますが、このたび新たに62個が発見されて合計145個となり、92個の木星を抜いて太陽系で最も多くの衛星を抱える惑星となりました。
月の内部構造、特に中心の核がどのようになっているのかは、これまではっきりとはわかっていませんでした。しかし最新の研究では、新たな発見が報告されています。
老化し膨張する恒星が、木星大のガス惑星を飲み込む様子を初めて捉えました。
1977年に打ち上げられたボイジャー2号は、地球から200億km以上離れた星間空間を飛行していますが、現在も科学機器を用いて取得したデータを我々の元へ送り続けています。
日本の宇宙ベンチャーispaceは、2022年12月に打ち上げた「HAKUTO-R」ミッション1 ランダー(着陸機)の月面着陸を試みましたが、タッチダウンが確認される前にランダーとの通信がロスト状態になり、着陸完了を確認できなくなったことを明らかにしました。
中国国家航天局は、22日に中国国内で開催された国際深宇宙科学会議で、天問3号ミッションについて説明し、2030年ごろに約500gの火星サンプルリターンを実施する計画であることを明らかにしています。
SpaceXが20日、大型ロケット兼宇宙船 Starship の初めての軌道試験飛行を実施しました。しかし離陸からしばらくすると、機体は明らかに姿勢の制御を失った状態に陥り、離陸後4分ほどで爆破コマンドが送信されました。
4月17日の予定を延期していたSpaceXの大型ロケットStarship初の軌道試験飛行は、4月20日に再設定されました。
宇宙は広大ですが、そこに地球と同じような惑星がどれぐらいあるのだろうと考えたとき、そんな惑星の実例がひとつしかないため、統計的な考え方は適用できません。
SpaceXは、大型ロケット兼宇宙船Starshipの初の起動試験飛行への準備をほぼ調えており、あとは米連邦航空局(FAA)の承認待ちといった状態でしたが、その承認が、米国時間金曜日の午後に下り、正式に試験打ち上げの日程が4月17日に確定されました。
ニュージーランドの航空宇宙ベンチャーDawn Aerospaceが、ゆくゆくは地上と宇宙を1日1往復可能になることを目指すロケット飛行機「Mk-II Aurora」の初めてのロケット推進飛行試験を完了しました。
ボーイング747に宇宙ロケットを装着し、上空からリリースすることで安価に衛星を軌道へ打ち上げるサービスの展開を目論んでいたVirgin Orbitが、事業継続のための資金を調達できなくなり、「当面の間」事業を停止することを明らかにしました。
カリフォルニア州ロングビーチを拠点に商用軌道打ち上げサービスの開始を目指すRelativity Spaceが、世界初となる3Dプリンターで製造したロケット「Terran 1」の試験打上げを実施しました。
人工衛星打ち上げサービスの開始を目指している最中のVirgin Orbitが、現在ほとんどの従業員に一時帰休を言い渡し、資金調達のために1週間ほど業務を停止しています。
2か月のあいだに2件の冷却水漏れが相次いだ、ロシアのソユーズ宇宙船およびプログレス補給船に関して、ロシア当局は製造上の欠陥である可能性がないかを調査しています。
イーロン・マスク氏は近年、テキサス州オースティンの南西にあるバストロップ郡の一角の土地を購入しており、この場所にテスラ、The Boring Company(TBC)、SpaceXの従業員が住むための「町」を作る計画を進めていると報じられています。
国際宇宙ステーション(ISS)は3月6日、ドッキングしているプログレスMS-22宇宙船のスラスターを375.8秒間噴射して軌道を押し上げる操作を実施しました。
火星のような惑星では、洞窟は宇宙線を遮ってくれる安全な場所であり、将来火星への有人探査が実現すれば、洞窟内に飛行士の居住施設を作ることも検討されています。
欧州宇宙機関(ESA)が、世界中の宇宙機関が月面での時間を維持する最善の方法として「月基準時」となるタイムゾーンを設定することを検討中です。
オーストラリア国立大学(ANU)の研究チームが、地球の内核のさらに中心にこれまで知られていなかった新しい層”innermost inner core”を発見したと発表しました。
Amazon共同創業者ジェフ・ベゾスの航空宇宙企業Blue Originが、月のレゴリスと化学的・鉱物学的同等の模擬物質から太陽電池や電線の材料を抽出する「Blue Alchemist」技術を発表しました。
2月11日、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキング中のロシア・プログレス82補給船から、冷却水が漏れていることがわかりました。
太陽系の多くの天体は、その周囲に環を持っています。象徴的なのは土星のような巨大ガス惑星ですが、それだけでなく準惑星や小惑星にも目立たないものの環を持っているものがいくつもあります。